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  第19話 『木の芽』

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 サボテンにはテレパシーがある。という例のトンデモ話をネタにした,円谷プロ「ウルトラQ」的テイストなホラーですね。まぁ今の私が,おじさんの身で読み直したのでは,とりたてて怖くはありませんが。

 植物への変貌というと,いくつか思い出しますな。
 美内すずえの短編ホラー「みどりの炎(?)」。美内先生のホラーといえば「ガラスの仮面」じゃあなくて「白い影法師」!。おっといけない話がそれる,軌道修正。
 円谷プロの万能潜水艦特撮スパイアクション「戦え!マイティジャック」にも,人間が植物化する病気?が蔓延し,変貌した人間により東京中がみどりに覆い尽くされる(そこで終わり,事件は解決しない!)ブライアン・オールディス的?エピソードがあったと思います。
 御大楳図かずおの作で,ブドウを種ごと食べた少年が植物化し,ガールフレンドの少女を襲う,のような少女マンガを借りて読んだような気がするが,大昔の事ではっきりしない……。

 BJの手術で摘出されたサボテンの絵は,「三つ目が通る」の怪植物ボルボックに,ちょっと似ているかな。

>Cさん:
> 私が母親だったら、息子の心臓の近くに寄生していた不気味なものなど、
>決して庭には植えません。即、焼却。

 ごもっとも!。
 本作では設定上,サボテンには悪気はなく,ただただ幹男の両親への盲目的な思慕から,はるばるメキシコから寄生してきたとの事だから,両親にめぐり会えて安住の地を得られた以上,怪サボテンとは言えども,むげに殺して幕,という話にはしなかったのではないですかね〜。
 でもCさんのご指摘通り,そのためにちょっと苦しいエンディングになっちゃいましたね。

(00/02/13)

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