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第37話 『2人のジャン』
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| 今週はシャム双生児のお話。って手塚先生2週続けてあぶない話ですか?。 25年後の感想文書きを困らせるとは罪なセンセイ・・・。 特に見開きの図解(シャム双生児の12の症例)がショッキングです。 医学書をのぞき見るような,見ちゃいけないものを見るような,どきどきハラハラ感があります。野次馬的発言で不謹慎ながら,それが正直な印象です。25年前の少年読者達はどう感じていたのでしょうか。 切除されたほうの脳は,培養液の中で生き続ける事に。 BJが懸念したように,これはどう見ても人体実験。依頼を断れよ,BJ!。 削除された脳に意識が残っていたならば,目も耳も効かず口もきけず,無音,暗黒の世界にいつまでも絶対的に孤独のまま取り残されることに。 しかも,もし神経系の接続に問題があれば,切断面から送り込まれる苦痛に永遠にさいなまれる生き地獄!。それを思えば,2人のジャンの出した結論は賢明なものだったと思います。 往年の小松左京や星新一の短編に似た着眼点の話があったように思います。 ドイツ科学アカデミーから来た,ドタ目で双子のダム教授とディー教授というのが出てきますが,ダム,ディー,ってなんなのでしょう?。 ディズニーのキャラクターかなにかなんでしょうか??。ご存じの方教えてくださいませんか?。 J・P・ホーガンのSF小説「断絶への航海」(早川書房)にも,究極の素粒子2種にダム・ディーと名付けるシーンがあるのですが,何のことか分からぬまま今にいたっています。 BJの別のエピソードでも切除した臓器を「ダム・ディー培養液にひたす」シーンがあったと思うんですが,思いだせない〜。火の鳥「復活編」でドク・ウィークディが行った「1たす1は1手術」かと思って確認してみたら,そっちは「ノーラン・デュバリ氏液」だった。ちがうなー。 (00/04/09) (その後、メーリングリスト上で、『不思議の国のアリス』に登場の双子、トウィードゥルダム、トウィードゥルディーからのネーミングだろうと教えていただき) そうだったのか,アリス世界がもとネタか〜。 「アリス」や「赤毛のアン」世界は女の子のものと,なんとなく近寄らないまま今にいたり,断片的には知っているものの,まとめて読んだことはありませんでした。 うむ。また課題図書が増えてしまったな笑。 Tさんが示された東京理科大学のホームページも見てきました。 絵も載っていました。ダム,ディーの双子は,野球帽のようなキャップを目深にかぶり,ハンプティ・ダンプティのようにころころ太った,腹に一物という風情の中年オヤジ?2人組でした。なんかヤな2人だな。 ダム・ディー培養液,ありました。 86話「絵が死んでいる!」で,核兵器実験のまきぞえをくった,画家ゴ・ギャン氏の脳移植手術で,37話の培養槽とともに再登場してますね。ちゃんと設定が生きているなあ。 (00/04/09) |
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