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第70話 『からだが石に……』
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| ドラマチックです。映画みたいです。BJがまたも驚天動地の脳移植手術をします。 いくらなんでも、生まれたての新生児を相手に脳移植だなんて、首がすわらないどころか頭蓋も固まっていない赤ちゃんを相手に、そりゃダメだろう、無理だろうとは思いますが、そこんところは目をつぶって。 今回の話で私が好きなのは、各登場人物のタイプがハッキリしていて、それぞれの動機の流れや反応に無理がない所ですね。 BJも政府役人も、おかみさんも飲んだくれのダメおやじも、神父さんもそれぞれ良い。 特に飲んだくれオヤジは良いです。彼の、息子を愛するあまりの無謀な行動が物語を動かしました。助演男優賞をあげます。 神父さんがちょっと演じ足りないかな。脳移植をするためには「あとは死体待ちですなァ」というBJ。 それを聞いた神父さんは、(この東洋から来た男はなんということを言うのか。少年を助けるためとはいえ、人の死を願うのか。おそろしい。彼は悪魔に近いのか。そんなことが許されるのか)と、ひとコマの間に考えたはずなんです。 でも(ページ数の関係で?)、途中の心境の変化はすっとばして、最終ページでは(赤ん坊はそのために生まれたんだ)「神がくださったのだ!」「たぶん…………」と言って、物語を締めくくっています。 ページ数が許せば、BJへの反対、彼との対決が見たかったですね。 このイタリアの寒村の神父さん。88話「報復」の億万長者(にしてマフィアのゴッドファーザー)ボッケリーニ氏の兄上です。という設定はどうでしょう。 どちらもイタリア人で、顔が同じレッド公。兄は神父で弟は極道!。 (00/10/07) |
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