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  第72話 『イレズミの男』

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 読者をびっくらさせ感心させるタイプの作品ですね。
 ・人間のイレズミのなめし皮
 ・ヤクザ映画
 ・傷跡の残らないメスの技
 の三題ばなしです。
 特に、全身イレズミなめし皮のアイデアと1ページ全部を使ったビジュアルを思いついた時点で手塚先生勝ったも同然!。
 この発想には恐れ入りました。まんまとびっくら感心させられました。

 人間のなめし皮だなんて、ヘタするとすぷらったなホラーになる所を、イレズミを芸術作品として扱うことで、うまいこと下品になるのを避けました。
 手持ちの文庫では、モノクロで収録なのですが、初出では全ページカラーだったんでしょうか。これはカラーで見たかったです。
 あ、Yさんが4色カラーだと書かれていました。

 Cさんのおっしゃるように、私もこれはどうも「勧進帳」のように思います。六尺棒を持ち、つづらを背負っているのは弁慶、もう一人は安宅関の富樫なんでしよう(たぶん…)。

 Sさん
>「イレズミの男」もそうですね。
>(石森章太郎の「009・ヨミ編」のラストで有名な作品)
 これは知りませんでした。私は、レイ・ブラッドベリのSFに「刺青の男」(1951)というのがあったなあと思っていました(1969に映画にもなっているらしい)。

 ところで、BJが姐さんに手術が不可能である説明をするコマで(「腎臓というのはここですよ …… 」のコマ)腸の中の小さな丸い点に矢印が付けてありますが、文庫では矢印の元の説明の文字らしきものが消されていて読めません。なんと書いてあったのですか?>皆さん。
 どうやら、いまひとつのギャグを闇に葬ったらしく見えますが…?。

(「盲腸」と書かれているだけだそうです。他にも「肝臓」「腎臓」という文字も抹消されているそうです。なぜこれらが消されたかは不明)

(00/10/09)

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