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第73話 『こっぱみじん』
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| BJの同時40人手術も、どうしようもない大統領が最後に人々のためになることをした方法も読みどころですが、今回はもうなんと言ってもランプ演ずる独裁大統領の一人舞台ですな。 アカデミー助演男優賞を上げます。 独裁者のあり様を、マンガで実に分かりやすく教えてくれますね。 かっこいいアニメの独裁者(デスラー総統とか)のように、尊大傲慢・怜悧冷酷・余裕しゃくしゃく・沈着冷静・豪胆非情・美麗華美なものではなく、疑心暗鬼にかられ、周囲のだれも信用できず、常に暗殺者の影におびえつづけなければならない、孤独・不安・恐怖に満ちた立場であるということを。 恐怖ゆえに反対者を粛清しつづけなければならないことを。 首都陥落を前にわれ先に国外脱出を図る政府高官・軍人や、宝石をかき集めてスイスに逃げる美食で飽満した大統領夫人などの設定も、歴史の現実をなぞっていて、面白いです。 うーん、よくできたお話やなあ。 私がおもわずプッと吹いたギャグは、手術台の上でばらばらに分解された大統領の頭の絵です。 頭の皮膚は移植に使われて、筋と腱しかのこっていないのですが、その筋と腱が、ランプのトレードマークの眼鏡とメガネのつるをハッキリあらわしているのです。 皮をむかれてもあくまでもランプであるしつこさにはププッ笑。 あ、それと、大統領の拳銃乱射のとばっちりで穴だらけにされる、通りがかりのネコも。パターンではありますがクスリ笑。 (00/10/09) |
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