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第77話 『ドラキュラに捧ぐ』
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| 私はけっこうこの話好きです。 つっこみ所も確かにあります。この父娘は、けっきょく何国人やねん?、とか。 先生は車で来たのだから、帰り道で野犬が出ると脅かされても平気なはずでしょう?、とか。 やはり日光に弱い父親の血で娘の血液を交換しても、やっぱり弱いままでしょう?、ダメじゃん。 とかね。 でも、なんか好きですね。 なぜかといえば、ドラキュラ(吸血鬼)とは何者かを、おおまじめに、医学的・科学的に説明しようとした工夫が良いです。 全編をおおう、重厚な、怪奇映画風のトーンもお気に入りです。 特に本作では、いつものおふざけが、いっさいありません。 ヒョウタンツギ化したりせず、最後まで劇画度高く進行したので、父親のダンディな怪物紳士ぶりも格好よく映えました。そういった雰囲気の良さが私には受けました。 娘の名前「葉斑しげり」(はまだらしげり)は、これはもう、 ドラキュラ→血を吸う→蚊→ハマダラ蚊 から来てますね。 ハマダラカは、アカイエカとならんで、日本の代表的な蚊です。 「人間昆虫記」の「臼場かげり」→ウスバカゲロウ と同タイプの名前ですね。 (00/10/18) |
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