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  第80話 『ピノコ・ラブストーリー』

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 「内臓全転位症少年の困難な手術」と「ピノコのラブレター」の二本柱を、なんと「鏡」でつないだ三題噺です。お化けカガミのエピソードも、実は伏線の一部だったのかも。(お化けカガミのギャグは笑えます。横にビローンと伸びたピノコの顔の絵が良いです)。

 人体の構造を熟知し体得してしまっているBJゆえに、今回の患者はかえって困難を極めました。
 例えて言えば、突然右側通行の国に放り出された運転者?。あるいは、突然キーボードのキー配列が左右逆転していたら?。
 ……これはたまりません。実力の百分の一も発揮できないのでは?。

 ところで。BJは今回も手術室で「サンダル」を履いています。
 前回の「弁があった!」でもそうですし、他でもサンダル履きが多いです。
 診察室では黒の革靴でも、手術室ではわざわざサンダルに履き替えているみたいなのです。

 間違いが許されない真剣勝負の現場で、なぜ「サンダル」なんぞという気合の入らない、リラックスした、手ぬぐい片手に銭湯に行くような履物を履くのでしょうか?。
 スポッと脱げるかもしれない。カチャカチャうるさいかもしれない。ツルッと滑るかもしれない。そういうおよそ手術現場に向きそうもない履物なのに?。

 お医者の先生方にお尋ねしてみたいです。現実もサンダルばきなんでしょ
 うか?。なにかサンダルを履く特別な理由があるのでしょうか???。

(00/10/29)

(サンダルの理由をフォローいただいて)

>Sさん
>現在もサンダルばきらしいですよ。理由はたしか殺菌しやすからだとか

 殺菌!!(しばし絶句)       (そののちおもむろに)

 ああ〜っ、な〜る〜ほ〜ど〜!。これは私には盲点でした。
 お話をうかがえば実にもっともで、気づかなかったのがくやしい〜笑。
 どうもありがとうございました。またひとつ疑問が解消して気分が良いです!。

>はだしにサンダル、そして好きなBGMがトレンドだとか...(笑)。

 BJ156話「音楽のある風景」では、世界的な外科医、D国のチン・キ博士が、ビートルズのアルバムの調べとともにメスを振るっていますが、実際にもそうなのですね〜。(チャップリンの映画「独裁者」をちょいと連想します。床屋のチャーリーが「トルコ行進曲」(だっけ?)に合わせて剃刀を操りお客のヒゲを剃ります)。
 しかし私としては、局部麻酔で意識のある時、「軍艦マーチ」や「燃えよドラゴン」や「ロッキーのテーマ」で手術をされるのだけは、手荒に扱われそうでイヤだな〜。

 チン・キ博士の巻でも、博士をはじめ、手術に立ち会う先生方が全員サンダル履きに描かれていました。そのほかあちこちでサンダル履きのBJが見うけられます。
 こういう細かい所にも、手塚先生の経験・取材がさりげなく生かされていたんですねえ。

(00/10/31)

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