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第83話 『地下水道』
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地下水道と言うと、オーソン・ウェルズの映画「第三の男」を連想しますが、あちらは終戦後のウィーンの大地下水道。一方こちらは、おそらく東京都の下水道。この舞台には、BJもかなりクサかったことでしょう。 いつもはクールなダーティヒーローのロック・ホームが、今回は革命家気取りの無思慮な放蕩息子役です。革命の大義のためには、無関係の市民を巻き添えにすることも辞さず、と妙な具合に教育されたか、悲壮な英雄気分にのぼせあがったか、バカ息子演技を披露します。 さらに、爆弾の暴発で鉄骨の下敷きになり、抜け出せないところを、巨大ドブネズミの群れに襲われ、なんとも悲惨な顔に!。 やめて〜っ!イヤ〜〜っ!という、女性ファンの悲鳴が聞こえそうです。 芸能誌が「本格俳優へと芸の幅をひろげるべく、汚れ役に体当たりの演技を見せるロック」とかなんとか書きそうですね。 自分が爆破するつもりだったアパートの住人の協力で、逆に救われたロック。 死にそうな目にあってはじめて、人の命の重みが身にしみたようです。 Nさんが書かれたように、アパートの住人連中が、「人情下町」風の、善良なおじさん・おばさん・気の良い青年・いたいけな子供達に描いてあるところ、連中の表情が「お医者の話によれば、私らのアパートに爆弾をしかけようとした過激派らしくて腹が立つけれども、ひどくケガしているから今はとりあえず助けてやろうか」としてあるところが良いですね。 しかしまぁ、今回の見所はやはりロックの悲惨なボロボロの顔かなー。 (00/11/12) |
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