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  オリジナルBJネタ 『病める地』

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(メーリングリストのYさんに、アメリカが拒否した京都議定書の精神をBJのストーリーに取り入れられたらどんな話になるでしょうね。金沢さん、Cさん、Oさん、考えてみて下さいよ。 と振られて)

 夏の宿題が出てしまいましたね。う〜〜〜〜〜んとですね。

 政府高官に秘密裏に呼びつけられたBJ。
 某所の病院特別室に向かうと、患者はなんと現職大統領。
 元気にTVに出ていたのは替え玉だと言われる。
 急病の大統領の手術を依頼されたBJ、議定書拒否撤回を条件に迫るが……、
 なんてのは駄目で。

 アメリカのある田舎町にやって来たBJ。
 町の子供から、家族の病気を治してと手紙で依頼されていた。
 が、BJがかつて経験したことのないような病気だった。

 自分への挑戦とばかりに、原因究明に奮闘するBJ。
 地元の医師、大学生らと協力し、近郊の関係者ともインターネット等で連絡をとりあい情報を集める。
 町の子供たちもBJのいろんな調査を手伝う。

 その結果浮かび上がってきたのは、長期にわたる複合的な原因のためだということ。平均気温の上昇、紫外線量の増加、オゾンホールの影響、環境汚染物質の蓄積、環境ホルモンの影響……。
 町の地理的な特殊性が、たまたまそれら全てを集中させていたのである。
 長期的に静かに住民の健康を損なった、複合地球環境汚染病とも言うべき症状に、BJの外科的手腕は無力であった。密かに悔し泣きのBJ。

 このまま地球環境の破壊が進めば、世界各地で、この町のような事態が生まれるのか。この町が地球の未来の姿なのか。BJは慄然とする。
 猛然と腹を立てたBJは、関係の役所にねじ込むが、悪名高い無免許医に役人の応対は冷たい。
 私一人の力ではどうしようもない……。無力感を抱え、町を去るBJ。

 しかし、彼の奮闘する姿、精力的に動きまわる姿、役人にどなりこみ、密かに涙を流し、患者を力づけた姿は、一緒に働いていた町の子供たちに強烈な印象を残していた。
 子供たちの何人かは考えていた。ぼくは将来医者になる。私は自然環境の研究をする。
 わたしたちが、パパやママの病気をなおす、と。

 なんてのはいかがでしょう。
 うひー、かろうじて未来に希望を持たせたものの、暗い話になりそう……。

(01/07/15)



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